「異動を打診されました。突然のことで困っています。どうしたらいいでしょうか。」
遠距離になるとき
異動するにあたり、遠距離になることがあります。場合によっては、単身赴任ということも。
確かに、異動は一般的に人材育成だったり、その部署に新しい風を入れたりします。また、就業規則や個別の雇用契約にも、「異動を命じることがある」というふうに書いてあることもあるでしょう。
だからといって、何でもかんでも命令ひとつで遠くへ飛ばされたのでは、生活に困ります。家族にも影響します。その不利益がどの程度か考えなければなりません。
職種が変わるとき
職種の変わる異動もあります。このとき、賃金の変わることもあります。
これまでの経験が無視されますから、この点で検討されたのか考えなければなりません。特に、賃金が下がるときはなおさらです。
報復の場合
なかには、報復や退職強要として異動を命じる使用者がいます。
このようなことは到底許されません。
まず、これまでの経緯を書き残しましょう。そして、異動を命じられる必要性があったのかどうか、できる限り客観的に書いてください。どうしても感情に任せて記録してしまいますから、一歩引いて、使用者なら何と言ってくるかを考えてみて、それに対する反論としてメモするようにしてみましょう。
裁判より労組で交渉を
異動について、裁判所は私たちにとって辛い判断をしてくる傾向があります。裁判官の異動の条件がかなり厳しいからかもしれません。新潟県の一番北から南へ、通勤のできない範囲でも問題なしとされたケースもありました。
まずは、労働組合で交渉したほうがよいでしょう。なぜ異動が必要か、なぜ異動が厳しいか、もっと近くに異動できないか、職種の変更は必要かなと、異動を決めた経過について確認するためです。また、このことは、次の異動にも役立ちます。
レインボーユニオンは、労働組合です。まずは、ご相談ください。
異動を命令されて困っているときどうしたら
この記事が気に入ったらいいね!しよう
にいがた青年ユニオンの最新ニュース情報をお届けします
Rainbow_Unionさんをフォロー
Xでも最新ニュース情報をお届けしています。
LINE公式から相談できます。