「入社前と全然話が違う」そんなときどうしたら

「入社前と全然話が違う」そんなときどうしたら

新年度が始まりました。新しく働き始めたという方も多いでしょう。 しかし、トラブルもつきものです。 面接の時には言われなかったことと、現実が異なるときがあります。どうしたらいいでしょうか。 まず、労働条件明示書を確認しましょう。労働条件明示書は、主要な労働条件が書かれていて、どんな会社も必ず発行しなけ… 続きを読む

   

休職した同僚の仕事も全部私に振られた…これってパワハラじゃないの?

こんなご相談です。 同じ職場の同僚が、病気を理由に休職しました。その人が受け持っていた業務が全部私のところに回されてきたのです。自分の仕事は仕事としてあるままで、業務が2倍になったようなものです。だからといって、上司は私のことを助けてくれるわけではありません。これってパワハラではないでしょうか。 パ… 続きを読む

   

シフトはもう作ったから有給申請は認めないと言われたときどうしたら

シフトで働いていると、シフトを作成する前に有給休暇や指定の休暇を取得する予定を出すように言われます。 予定を作る側としては、それはそれで良いのですが、働く側としては、シフトを作る段階では分からなかった用事の入ることがあります。 シフトを作った後で有給休暇の申請をしたら、それは認められないと言われまし… 続きを読む

   

急に解雇されたが理由に納得がいかない

理不尽です。 正社員として働いています。会社から「今日で解雇するから、明日から来なくていい」と言われました。残っていた有給休暇分の賃金も支払われたし、解雇予告手当も支払われました。解雇理由証明書を請求しましたが、その理由には納得がいきません。 このようなケースの場合、労働基準監督署は役に立ちません。… 続きを読む

   

入社してまず覚えること

4月から新しい会社に勤める方もいると思いますが、新社会人となる時に覚えておいてほしいことがあります。それは挨拶とかスキルとかそういったものではありません。 ひとりの人間として生き、周りからそう扱われて当然という意識を持つことです。 人生イコール働くことという感覚は、やや古臭くなりました。今の職場にし… 続きを読む

   

景気のいい話の割には生活保護を利用者は連続増

春闘の賃上げ率が30年ぶりの高い水準になった、株価が4万円を超えたなど景気のいい話はたくさんあります。 しかし、実質賃金は22か月連続のマイナスで、私たちの生活は楽になりません。 それを裏付けるようなニュースです。 去年1年間の生活保護の申請件数は前の年より7.6%増えて25万件を超え、この10年余… 続きを読む

   

物価が上がって大変だ!それを超える賃上げを!

毎日の買い物で物価の値上がりを実感します。株価が4万円台を超えたとかニュースになっていますが、景気がよくなっている実感はありません。 ウクライナ戦争から始まった物価高ですが、ようやく賃上げの気運が高まってきたものの、実質賃金はマイナス続きです。 中小企業のパート労働者の賃上げは、最低賃金が上がるタイ… 続きを読む

   

辞めたいのに辞められないのは法律違反ですか

人手不足で過酷な職場ほど、辞めたいと思うし、辞めさせてくれないものです。 退職したいと伝えているのに、上司が辞めさせてくれない、強引に引き留める場合はどうしたらいいでしょうか。 まず、退職の意思を確実に伝えるために退職届を提出しましょう。様式は自由です。退職日を指定して、辞めるという意志が伝わればけ… 続きを読む

   

労働組合に入って主人公になろう

ブラック企業と関わりたくありませんが、どうしても入社してしまうことがあります。そんなとき、退職して、新しい会社を見つけることは選択肢の一つです。ですが、みんながみんな、そういう選択が取れるとは限りません。転職するだけの余裕がない、働く時間が限られているので、それに見合う職場がないなどです。 それに、… 続きを読む

   

物価上昇による生活苦を訴え

総務省が1月19日、2023年12月の消費者物価指数を公表しました。生鮮食料品を除く総合は、前年比2.3%上昇です。今後、上昇率は鈍化するとみられていますが、それでも実質賃金の低下は止まりません。 レインボーユニオンも参加する「非正規春闘」では、低賃金労働者を中心に実態アンケートを実施しました。そこ… 続きを読む

   

実質賃金21か月連続マイナス

厚生労働相は6日、毎月勤労統計調査の結果を公表しました。 現金給与総額指数を消費者物価指数で割った実質賃金は、前年同月比1.9%減で、実質賃金の現象は21か月連続の減少です。 これは給与総額は増えたものの、それ以上に物価が上昇しているためです。 家計は火の車です。 特に、低所得者ほどその打撃は大きく… 続きを読む

   

手をあげているところを見られたくないらしい

いろいろ話し合っても結論が出ないとき、やむをえず多数決を取ります。 確かに無記名投票という方法もあります。 ですが、これはどうでしょうか。 これは、栃木県で行われた最低賃金審議会の採決の場面を記録した議事録です。 「以降非公開」とあるのは、傍聴者が見えない状態にするという意味。 そして、「部会採決」… 続きを読む

   

退職前に有給休暇を消化することは常識外れなことですか

こんなことがあったそうです。 一緒に働いていた人が急に辞めることになったそうです。残りの有給休暇を全部消化すると1ヶ月ほどになります。上司は嫌な顔をして、「あの人は常識外れだ」と言いふらしています。 同じ職場の人が、陰口を言っていることはとても不愉快です。 その上司にとっては、突然の退職の届け出と有… 続きを読む

   

労働時間は1分単位で計測が必要

たとえば、8時から17時までの仕事だったら、あなたはどういうふうに行動していますか。 労働時間を1分単位で計測しなさいという法律の具体的な条文はありませんが、1分単位で計測することを前提に法律は作られています。 そして、労働時間というのは、使用者の指揮命令下にある時間であって、自分が自由に使える時間… 続きを読む

   

新年おめでとうございます

ついに2024年になりました。あっとゆう間です。 元日から、「令和6年能登半島地震」が起きて、大きな被害が出ています。 レインボーユニオンの事務所のある新発田市では、大きな揺れはありましたが、家の中で棚が倒れることはありませんでした。 新潟県内では、建物が倒壊したり、道路にヒビが入ったりして、いつも… 続きを読む

   

労組組織率16.3%に低下

2023年労働組合基礎調査が公表されました。 2023年6月30日現在の推定組織率は16.3%で、前年比0.2ポイント低下しました。過去最低です。 組織率が低下傾向であることは、労働組合に対する期待が減っていることとして受け止めなければなりません。また、労働組合の強さは、協約適用率で表せるものです。… 続きを読む