労働者である以上、どんな会社で働くか、大きな関心事です。新しい会社で働くときの注意点について見ていきましょう。
まず、自分の適性や希望と会社での仕事がマッチしているか、確認しましょう。それに伴って、業界や会社が絞れてきます。
ハローワークや民間の紹介所、インターネットの就職情報サイトで、求人の情報が入手できます。また、自社ホームページに掲載していることもあります。
次に、求人情報で労働条件を確認しましょう。
賃金額、契約期間、勤務場所、勤務時間、社会保険など細かく書かれている方が安心です。ただし、この求人広告は、「誘引行為」とされていて、実際に雇うときの労働条件を確定するものではありません。労働条件明示書は別にもらいましょう。
面接にまで進んだとき、採用されることを優先してしまい、卑屈にならないようにしましょう。会社を選んだ理由、仕事に必要な経験など堂々と述べましょう。
このとき、家庭事情や財産、思想信条など、仕事とは直接関係のないことをしつこく聞き出そうとしたり、嫌がらせの質問をする(就活ハラスメント)のであれば、そのような会社に勤めてからも苦労するので、こちらからお断りすることを考えましょう。
大事なことは、雇用契約において、労使は対等平等だということです。実際上、使用者側の力が強いのですが、だからといって、卑屈になる必要はありません。わからないことは遠慮なく聞きましょう。
地域で活動する労働組合に接したことのある人は、こうしたことが自然にできるようになっているでしょう。
もし、自分に自信のない人は、地域で活動する労働組合に加入してみましょう。
私たちレインボーユニオンは、地域労組です。いろいろな会社の労働者が集まっているので、たくさんの情報が集まります。一人ひとりの何気ない出来事は、他の組合員にとって新鮮です。いろいろな労働条件や労使関係があって、勉強になります。会社ごとにある労働組合にはない特長です。
そういう環境で学ぶ中で、自分に自信がついていきます。
ぜひ考えてみてください。
会社選びの時の注意点はどこ
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