入社してしばらく「試用期間」が置かれていることがあります。この、試用期間とは何でしょうか。試用期間が終わったら何が変わるのでしょうか。
雇用契約であることに変わりない
試用期間といえども、雇用契約を結んでいることに違いはありません。確かに、採用面接時に会社側にはわからず、それが入社後に判明して、仕事に差し支えるケースがあります。そうしたときには、試用期間中に解雇されることがあります。
たとえば、営業用の車を運転する必要ある仕事のため自動車免許が必須なのに、面接時には「もうすぐ免許が取れます」といって採用されたものの、いつまでも免許を取らずにいた場合は、さすがに試用期間が終わる頃に解雇されてもやむを得ないと言えるでしょう。
このように、通常では解雇されるようなことがなくても、少しだけ解雇される余地があるという状態が試用期間です。
ふつうに「仕事が合わないから」という理由で解雇されることはありません。
たとえば、そのことは面接の時点である程度わかっている話です。前職の経験がある、高い賃金が払われているといったケースならともかくです。
教え方はどうでしょうか。いくら経験があっても、その会社のやり方というものがあるでしょう。教える人は工夫して教えたでしょうか。こうした場合は、教わる人が悪いのではなく、教える人が悪いのです。
わからない人が多い
雇用契約であることが当然なのに、試用期間という名前だけで大きく区別していないでしょうか。このことがわからない人が多いのです。
会社として、試用期間のなんたるかを知ることも大切ですが、これを読んでいるあなたも身につけてください。意外に、後輩に対して厳しい態度を取ってしまったり、上司の理不尽な言い方に対して何も言わないで過ごすこともあるのではないでしょうか。
そういう職場は、人が定着しないし、新しい人が来たときの工夫がありません。それだけ生産性が低い職場です。
仕事の覚えの悪い人が来たなと思ったら、それは仕事と職場を見直すチャンスです。チャンスだと思える職場にしてください。
試用期間って何ですか
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