社長が脅してきてとても怖いとき

いくつかのパターンがありますが、例えばこんな感じです。

今度会社を辞めるんですが、社長があれこれ脅してきてとても怖いです。どうしたらいいでしょうか。

気を強く持つために

こういう場合、社長はとにかく脅せば何とかなると思っています。きっとこれまでにも何人もの人が泣き寝入りさせられたのでしょう。ですから、気を強く持つことです。

まず、おかしなことはおかしなことだと言ってかまいません。まさか、逆ギレして暴力をふるうことはないと思いますが、社長の無茶に対しては、これが抵抗する第一歩になります。

それから、自分で抱え込まないようにしましょう。周囲の人に話をしてください。

社長と話をする時には、身を守るために録音するのもいいでしょう。録音ができなくても、大事な話だからとメモ用紙と鉛筆を持っていってください。社長と話をする時は常にメモをするようにしてください。メモをするなと言われても、大事な話なのでと言って、メモを取ることをやめないでください。そういう姿を見せることで、社長も脅してくることがなくなります。

気を強く持って抵抗する姿を見せれば、必ずなんとかなります。

なお、未成年の場合は、保護者の力を借りましょう。

賃金の不払いなど

中には賃金を払わなかったり、有給休暇をとらせないといったことをすることがあります。

これらは労働基準法に違反しているので、社長のことを恐れずに労働基準監督署に申告しましょう。

それでも社長が怖い時は、労働組合に加入して交渉を申し入れることもできます。同じ会社の中に何人もの仲間がいれば話が違いますが、自分ひとりだけの問題にさせられている時は、とにかく気を強く持つことです。労働基準監督署に申告することも、労働組合に加入することも、そのためのものです。

今ここで泣き寝入りすれば、自分が不利になるだけでなく、同じような思いをする人がまた出てきます。

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2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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