熱中症対策に不満があれば相談を

暑い日が続いています。毎年のように史上最高となって、温暖化を感じる夏になりました。外での運動を控えましょうとか、クーラーを適切に使いましょうといったアナウンスも流れています。そんな中でも、社会を動かすために働かなくてはならない人たちがいます。

ヤマト運輸で猛暑対策を要求する労働者が一人でストライキをしていると話題になっています。

40度を超える倉庫で働かされ、熱中症の症状の出た労働者が、こうした問題を世の中に訴えかけたことには、拍手を送りたいと思います。

建設業や製造業を中心に、熱中症が労災として認定されるケースがあります。

今回のヤマト運輸の倉庫では、40度を超える場所だったようですが、まだ空調服は支給されていません。

事前の団体交渉では、業務用扇風機とスポットクーラー2台が追加導入され、さびついた窓の修繕などが約束されています。これは、たった一人でも労働組合として声を上げれば、改善できることを示しています。

ここで、物流業界全体に目を向けると、空調服を支給する会社とそうでない会社があることに気が付きます。

これは、企業ごとに作られた労働組合では、なかなか気が付きにくいことです。一人でも加入できる労働組合だったり、産業別に作られた労働組合でこその視点です。

熱中症は、命に関わります。何かあってからではなく、なにか起きる前に変えましょう。

おかしいことはおかしい。

不安な方は、ぜひご相談ください。

そう声を上げることは、正しいことです。

ぜひあなたの思いを寄せてください。行動すれば、世の中を変えることができます。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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