保育業界は、低賃金、人材不足、高離職率などの課題を抱えています。その原因として挙げられるのが、保育士として働く人を取り巻く厳しい労働環境です。
夢を持って保育士になろうと思ったのに、長時間労働やパワハラ、賃金不払いといった悩みを持っている保育士も少なくありません。
こうした悩みを解決する一つの方法として、労働組合(ユニオン)を紹介します。
悩みから要求へ
職場にまつわることで悩んでいませんか。そうした悩みをみんなで共有すると、共通点を見つけられます。
それは、決して個人的な問題ではありません。みんなに共通する課題です。
職場環境の改善を行うのであれば、会社と直接話しましょう。しかし、部下として上司に言っても、聞いてくれないかもしれません。
そこで、ユニオンです。
労働者としてユニオンに加入すると、組合員になります。組合員どうしで、この職場をどうしたいと思っているのか意見交換をしながら、要求作りをします。
その要求を会社と話し合う場合は、これを団体交渉と呼びます。会社は法律上の義務として労働組合との団体交渉に対して誠実に応対する義務が生じます。
万が一、会社が不誠実だったり不当な対応に出た場合は、労働組合として宣伝をしたりするなどの対抗措置に出ることになります。
労働基準監督署も利用しながら
長時間労働や休憩なし、残業代の不払いなど、労働基準法に違反するケースは、管轄の労働基準監督署に申告して、是正指導してもらいます。
初めて個人でやると大変ですが、ユニオンなら慣れているのでスムーズです。
ユニオンは近くに
労働組合(ユニオン)は、あなたのお住まいのそばにあります。にいがた青年ユニオンもそうした労働組合の一つですが、あなたの地域名とユニオンと入力して検索すれば、複数のユニオンを見つけることができるでしょう。できれば、あなたの近くにあるユニオンに相談することがよいのではないでしょうか。
保育士を取り巻く働き方が厳しい!一人で抱え込まず労働相談へ
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