なんだかんだと理由を付けて、辞めさせてくれないケースがあります。
普通に辞められる
退職は、届けを出せば、辞められます。許可をもらう必要はありません。ただし、1点確認してほしいことがあります。
無期契約か有期契約か
採用時の面接の時、いつまで働くのか、「期間の定め」についてどういう話になっていたでしょうか。
このとき、労働条件を明示する書類を使用者が労働者に手渡す必要があります。あとで、言った言わないの争いになることを防ぐためです。その中に、期間について書かれているはずです。
「定めなし」となっていれば無期雇用契約です。
「何月何日から何月何日まで」と書かれていれば、有期雇用契約です。
有期雇用契約の場合は、その期間そのものが労働条件の一つなので、その期間の途中で辞めたい場合、基本的には使用者の同意が必要です。
正しく辞めよう
使用者が辞めさせないと駄々をこねても、そこは大人の世界です。
「辞めます」と口頭であったとしても、使用者側に伝えたらそれで終わりです。もちろん、「退職届」を出しても結構ですし、それをビリビリに破かれたとしても、それは相手が勝手にやったことなので、知ったことではありません。
「退職願」というお願いを出してしまうと、あくまでお願いだから、辞めないでくださいと引き留めるお願いをされることがあります。ですから、本当に辞めるときは「退職届」として出してください。
もちろん働いた分の賃金を受け取ろう
退職でトラブルと、最後の賃金を渡してくれないという嫌がらせをしてくるケースがあります。それはもちろん違法です。そんなことで引き下がる必要はありません。
それほど面倒な手続きではありません。賃金不払いは、労働基準監督署に申告するのが基本です。
仕事を辞めさせてくれないのでバックレていいですか?
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