新型コロナウィルス感染症は、失業や実質的失業を生んでいます。そんな中で、賃金の遅配が生じてきます。
ここしばらく給料が支払われません。ときおり少額ですが支払ってくれます。経営者にも都合があるのかもしれませんが、こちらも生活があるので、なんとかしてほしいのです。
まず労働基準監督署へ
賃金は、生活を成り立たせてくれます。ですから、その支払い方には原則があります。
- 通貨で支払う
- 直接労働者に支払う
- 全額支払う
- 毎月1回以上、一定期日に支払う
当然、給料の遅配は許されません。
まず、支払いを求めてから、その後支払ってくれないことを労働基準監督署に申告してください。
早く回収を
賃金が遅配しているということは、会社の資金繰りが厳しいことを示しています。そのうち、取引先との取引にも影響し、会社経営が止まります。そうなると、あとは倒産するしかありません。
倒産した場合、一応ですが未払賃金立替制度があります。利用するには一定の要件を満たさなければならず、要件を満たしても、全額を手にすることはできません。
とにかくこれまでに働いた分の賃金を回収し、早めに他の職場へ転職しましょう。
しばらく給料が支払われない時どうしたら
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