友人がブラック企業に捕まっているときはどうしたらいい?

こんなご相談です。

友人の勤める会社は異常です。1ヶ月近く無休で、夜も10時から11時まで残業が常態化しています。さらに自主的な「研修会」と称して働かせています。本人にはおかしいと言っているのですが、本人は転職できる年齢でもないからとあきらめています。どうアドバイスすべきでしょうか。

成功体験を思い浮かべられるようにしよう

ご本人は、転職できずに、ブラック企業にしがみついているしかないと思い込んでいます。

であれば、転職せずに、ユニオンに入り、職場の労働条件を良くする道があります。

しかし、ご本人はそういう発想を持てません。ここまでやられてしまうと、反抗する気力も沸かないでしょう。

そういうときは、何かを実現できる体験があると、ずいぶんと変わります。今すぐにできる成功体験でもいいですし、あるいは、過去にあった成功体験を思い出させるだけでもいいでしょう。

これからの出来事に備えて、自信をつけさせましょう。

本人の足で抜け出させよう

過労でいまにも倒れそうであれば話は変わりますが、ブラック企業から抜ける、あるいは、変えるという体験は、あなたが代わりで行ったりするのではなく、本人にさせるといいでしょう。

それぐらいのブラック企業であれば、労働基準監督署に申告しただけで、解決できることは多いはずです。

本人が労働基準監督署に申告しにいきましょう。あなたはそれをサポートしてください。

ユニオンに加入しよう

あなたもいっしょにユニオンに加入しましょう。状況をよく知っているあなたが一緒なら、本人も心強いでしょう。

ユニオンは、お住まいの近くにいくつかあります。にいがた青年ユニオンもそうした労働組合の一つです。まずは気軽に相談してみてください。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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