就活のときにはインターンシップというのがありますね。
労働組合に入りたいと思ったときに、そんな制度があってもいいかもしれないなと思いながら、とりあえず、私たち労働組合が何をしているのか紹介したいと思います。
労働相談
地域にある労働組合として、労働相談は基本です。電話やメール、LINEなどで相談することもできますが、この場合、どちらかというと愚痴を話すだけ、聞くだけに近くなります。やはり、面談して、その後のことを協議する方がいいでしょう。面談は、だいたい1~2時間ぐらいを予定しておきましょう。
チラシ配り
世の中には、労働組合を知らない人も多く、教科書に出てくる単語だと思われています。そこで、チラシ配りをします。
街頭で無作為に配る方法もありますし、自分の家族や友人、同僚に手渡しする方法もあります。自宅周辺にポスティングという方法もあります。
相談に乗る
自分が労働相談を受けているだけという必要はありません。なぜなら、自分が悩んでいるのですから、他の人も悩んでいるに違いありません。
普段から周りの様子に気を配りましょう。ふとしたときに気がついてあげると、相手は自分を信頼してくれます。
わからないことがあったら、周りの組合員に聞けば、たいがい何とかなるものです。
たたかっている仲間の応援をする
地域にある労働組合は、他の会社とその会社の労働者が争っていることもあります。どうしてそうなっているのか、まず理解してみてください。たぶん、自分との共通点が見つかるでしょう。
いろいろなたたかい方も勉強になると思います。団体交渉ではどんな協議をしているのか、会社の前や駅頭でどんな宣伝をするのか、裁判はどう進められるのかなど、こうした知識を増やしてみましょう。
そんなとき、どうしても仕事を休まなければならないかもしれません。年次有給休暇をとって参加してみてください。それが、仲間にとってどれだけの勇気になるかは、自分がたたかう立場になったときに理解できます。
会議に出る
たいてい、月1回程度の会議があるはずです。そこに参加してみましょう。組合全体が見渡せるようになるはずです。日々の組合活動を学びましょう。
学習する
私たちの働く環境は、労働法の枠組みで決められています。法律の専門家になる必要はありませんが、まったく知らないで働かされていたこともあるでしょう。知っておいて損はありません。さらに、労働法は、私たちのたたかいによって前進したり後退したりします。学ぶことによって視野が広がります。
暇なら何かしてみる
暇なときは何かないかなと思って、やってみましょう。にいがた青年ユニオンでは、特にこうした自主性を大切にしています。こんなことをしてみたらどうなるだろうかと普段から考える癖を付けてみてください。
労働組合って何してるんだろう
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