衆議院選挙が始まりました。10月31日が選挙投票日です。いつも国政選挙になると思うのですが、制度がわかりにくくて困ります。
候補者の話はなかなか聞けない
毎度のことですが、選挙期間中になると候補者の姿を見ることが少なくなります。これは、公職選挙法で、選挙期間中にはあれをやってはいけない、これをやってはいけないと決められているからです。
たとえば、拡声器を使えるのはこれだけ、配っていいのはこれだけ、張り出していいポスターはこれだけ、など制約があるためです。
ちなみに、選挙期間に入る前までは、政治活動をしてもいいわけですし、宣伝カーも見かけると思います。ただ、そのときには、「次の選挙で私に投票してください」というのはアウト。これまたわけがわかりません。
私たちは、この国の主権者として、立候補者、政党の考えを聞きたいと考えています。ですが、テレビや新聞では、わずか。結局のところ、庶民から遠い政治となります。いや、それで得している人と政党がいるということですね。
投票所へ行ったことのない方へ
はじめて投票所に行くときは、ちょっとドキドキしました。
自宅に投票券というものが送られてきていたら、それを持って行くといいでしょう。なくても大丈夫です。
投票日に用事がある人は、期日前に投票ができます。役所だけでなく、小売店などでもできることがあります。投票券を見てみてください。買い物のときにあわせて投票ができますね。ただ、選挙が始まったらすぐに投票できるようになるので、ちょっと不思議な気もします。
入り口に行くと、受付の人がいます。有権者かどうかのチェックをしてくれます。
チェックが終わると、投票用紙をもらいます。最初は、小選挙区選挙です。投票用紙にもそう書いてあるはずなので、確認してみましょう。こちらは地域の代表を決めます。あらかじめ投票したい候補は決めておきましょう。名前の一覧は、投票台に張ってあるので、それを見て書きましょう。漢字でもひらがなでも大丈夫です。書き終わったら、半分に折って、それを小選挙区用の投票箱に入れます。
その次は、比例代表選挙です。こちらは、政党名を書きます。これも投票台に張り出してあるので、それを見て書きましょう。書き終わったら、こちらも半分に折りますが、今度は比例選挙区用の投票箱に入れます。
部屋の中には、立会人の方もいます。これも大変なお仕事です。
よく公約を見て、投票所へ
ちんぷんかんぷんなことを言われても、興味を持てないのは当然です。そうなれば、投票に行かず、棄権するのも当然です。政治家がなんかおかしなことをしているのに平然としている。棄権したくなくなるのも当然です。
ですが、有権者の半分の人が投票に行かないために、いまの社会のようになってしまいました。モリカケサクラはまだ記憶に新しいところですが、政治家がなぜ政治を私物化できるかといえば、国民の声が集まって声にならないからです。
公約を全部見ていくと大変です。どれか一つ、自分の気になることで比較してみましょう。
私たちは、労働組合ですから、賃金の低迷、規制を緩められた働き方、正規と非正規の格差、男女の格差、相対的貧困率の高さなどを注目して見ています。
衆議院選挙の投票に行きましたか
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