労働組合と政党は別の組織ですが、それにしてもどうなんでしょうか。
自民党は25日、2022年の運動方針案を決めた。強固な党組織を構築するため「連合並びに友好的な労働組合との政策懇談を積極的に進める」とし、「連合」を明記した。
どの政党がどの労働組合に接近するか、それぞれでやってもらって結構ですが、いまの自民党の政策はどう考えても貧困格差を広げ、労働規制の緩和を目指しています。「働き方改革」では、残業代ゼロ制度と批判された高度プロフェッショナル制度を導入しています。これは、労働組合の立場と相容れないものです。
一方、賃金が上がらない、上げられないというので、官製春闘が行われてきました。政府が賃上げしてくれるなら、労働組合がいらなくなってしまいます。
問題は、これを労働組合がどう捉えるかです。
労働組合として名指しされた連合は、どうするのでしょうか。対立軸がちゃんとあるかが問われます。
レインボーユニオンは、私たちがどうしたいかを第一に考え、みんなで運動を考えています。当然、法令を変える必要があるときは、政治の世界で何ができるか考える必要が出てくるでしょう。しかし、その一点で共同することはあっても、政党の丸ごとすべてを支持することはできません。労働組合と政党は、別物だからです。
自民が連合と政策懇談
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