脳・心疾患の労災認定の基準が改定

脳・心疾患の労災認定基準が20年ぶりに改定され、運用が始まりました。

残業が「過労死ライン」とされる月80時間以外の負荷として、不規則な勤務、休日のない連続勤務、身体的な負荷を伴う業務が明記されました。一方、労働時間の評価に関しては変わっていません。

従来でも、労災認定の際には、勤務形態などを加味するよう定められていましたが、残業時間が月80時間に達せずに労災認定されていたケースは大変少なく、労働時間のみで評価される傾向がありました。

過労死した労働者の遺族や弁護士は、過労死の出来事を再び繰り返してはいけないと訴えています。業務で亡くなってからではなく、そのような働かせ方がなくなるようにしなくてはなりません。

もし、長時間労働や不規則勤務、連続した勤務で悩んでいたら、労働基準監督署や労働組合に相談してください。何かあってからでなく、何かある前に予防しなくてはなりません。

お問い合わせ

脳・心疾患の労災認定の基準が改定

この記事が気に入ったらいいね!しよう

にいがた青年ユニオンの最新ニュース情報をお届けします


Xでも最新ニュース情報をお届けしています。


LINE公式から相談できます。

にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

相談する
最新情報をチェックしよう!