生活保護を利用したいと役所の窓口に相談に行ったとき、申請をためらわせる一つに「扶養照会」があります。親子、きょうだい、親戚に問い合わせると言われるのです。
今回、その扶養照会の運用について変わりました。その内容を見てみましょう。
扶養が期待できる場合に照会
扶養照会は、「扶養が期待できる場合」のみに限定されました。これまでも、扶養照会した結果、実際の扶養に結びついた割合は、2%にも達しません。
もともと、扶養義務者の扶養は、生活保護法で「保護に優先して行われる」と定めていて、扶養義務者から金銭的援助が行われたときに、これを被保護者の収入として取り扱うという意味です。したがって、扶養の可否が保護の要否判定に影響を及ぼすものではありません。
生活保護は私たちの権利
私たちは、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利があります。それを保障する制度が生活保護です。
生きていれば、いろいろなことがあります。
生活保護を利用することは、ハードルを下げて、もっと気軽に行うべきです。そうは言われてもどうしようかと思う方は、ご相談ください。
生活保護の扶養照会の運用が変わっている
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