新潟労働局の公式チャンネルで過重労働ゼロのCMが流れているのだが

今年1月に開設された新潟労働局のYouTubeチャンネルに「目指すゴールは、過重労働ゼロ。」がアップされています。

https://youtu.be/AoRPYR1emH8
新潟労働局YouTubeチャンネルより

長時間働かされたり、ストレスの強い状態を受け続けると、私たちの心身は壊れます。

資本主義というものは、文字通り、資本(お金)が中心であって労働者の生活や健康は二の次になります。何も対処しなければ、ひどい世の中になるでしょう。そのため、先人たちはたたかい、法律をつくり、資本家の横暴を防いできました。

ですが、それでも資本家は、そうした法律を壊そうとします。

労働者派遣法をつくり、その経営者を民間議員に仕立てて、「クビの切れない正社員は雇わない」などとふれまわります。身を切る改革をといい、私たちの身を切ります。つまり、いまでもたたかいは続いています。

ところで、その厚生労働省ですが、省庁の中でいちばん仕事がきついことで知られています。

最近では、厚生労働省の職員に対して、一部の国会議員が仕事を押し付けていたことが明らかになりました。

厚生労働省が過重労働ゼロを目指すとうたうのであれば、まず、その足元である厚生労働省の職員の過重労働をゼロにすべきです。

そのためには、公務員の増員が必要です。

ハローワークの職員は、非正規労働者が多数を占めていたり、労働基準監督官の数が極めて少ないなど、こうしたことは、一般の労働者にとって大きな問題です。

ときおり、公務員の数を減らせという人がいますが、その人は、いったい何を狙っているのか考えてみてください。

公務員として働く人は、もちろん私たちと同じ労働者です。ぜひ仲間になりましょう。情報交換しましょう。そして、職場をどうしたいか、どうすれば実現するか、一緒に考えましょう。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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