労働問題にもいろいろなトラブルがありますが、会社側と金銭で和解するケースもあります。
金銭和解したときの解決金はさまざま
ユニオンに加入して、いろいろな形で決着がつきます。
ある人は解雇が撤回されたり、またある人は不払いだった残業代が支払われたり。
こうした中で、金銭で和解するケースについて、その和解金に対してユニオンへ納入することが決められているケースがあります。
金額は、ユニオンによっても、扱われているケースによっても異なると思うので、気になったら、遠慮せずに聞いてみましょう。
なお、にいがた青年ユニオンでは、和解金のうち1割を解決金として納入してもらうことにしています。
高いのか安いのか
やはり高いか安いかは気になるでしょう。
たとえば、不払い残業代が10万円戻ってきたとします。このうちの1割を納入してもらうとするならば、1万円となります。手元に残るのは9万円です。
この1万円は決して高いものとは言えないはずです。不払い残業代を取り戻すのに必要な手続きやそれに関わった人たちの数を見ていたあなたなら、それがわかるはずです。
最近では、退職を代行するサービスをうたい文句にして、インターネットで宣伝している団体があります。1件につきいくらという金額のようですが、もともとある程度のもうけを生み出すことを目的にしているので、その金額は高めに設定されています。できたら、こうした金額と比較してみるといいでしょう。
そもそもですが、高いか安いかを考える性質のものではありません。なぜなら、和解金は次の人の解決のために使われる原資になっており、あなた自身の解決には、前の人の和解金が使われているからです。
助け合いのつながりです。ユニオンでは、助け合いの精神でその運営に携わってください。
和解したらユニオンに解決金はどれぐらい納めるものですか?
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