トヨタ自動車に勤めていた契約社員が、トヨタ自動車労働組合を退会して、トヨタ第二労働組合に加入したことを理由にして、解雇されるというニュースが飛び込んできました。
「他の労組加入で雇用拒否は不当」 元契約社員、トヨタ提訴
労働組合を変えただけでクビにされた
記事によれば、トヨタ自動車はユニオンショップ協定があり、労働者には労働組合への加入が義務づけられています。逆に言えば、労働組合員ではない労働者は、解雇されます。
当事者は、労働組合を変えただけですが、直属の上司は「契約の延長はできない」と言われ、退職せざるをえず、その後、労働局にあっせん申請しましたが、トヨタ自動車が応じなかったと言います。
労働組合を選ぶ権利はある
ユニオンショップ協定は、労働者がすべて労働組合員であることから、未加入者をこき使って労働条件を悪化させないために結ぶ労働協約です。
しかし、労働者は基本的人権の一つとして、労働基本権を有します。
当然ながら、労働者は労働組合を選ぶことができます。日本には、御用組合のような会社に付き従うおかしな労働組合もあります。そんな労働組合に加入し続けることは苦痛でしかありません。
労働者は、もちろん労働組合を選べます。そして、会社は、どんなに大きくても、どんなに小さくても、労働組合ごとに態度を変えてはなりません。
にいがた青年ユニオンは、地域にある労働組合です。もしユニオンショップ協定があって、でも御用組合から脱退したいという方は、ぜひ下のボタンからご連絡ください。
他の労組加入で雇用拒否は不当すぎてダメ
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