10月から地域別最低賃金が改定されます。都道府県ごとに何日にいくらになるかは異なりますが、新潟県では、10月1日から時給859円になります。
すでに最低賃金近傍で働いている場合は、最低賃金の改定にともなっていくらになるか、確認しておきましょう。
また、影響を受けるのは、時給制で働く人ばかりではありません。一部の手当を除いて時間単価を計算して、それを最低賃金と比較しなければなりません。
最低賃金は、労働者の健康で文化的な最低限度の生活を支えるものだとしても、最低賃金を割り込んでいないからそれでいいというものではありません。
そもそも水準が低すぎて、一人暮らしならワーキングプアです。次世代を育てることを考えれば、なおのこと大変です。時給1500円を目指さなければなりません。
また、前の年に最低賃金額で雇われた人がいたとしたら、今年も最低賃金の上昇に伴って昇給しなければなりませんが、そのとき、今年採用された人の金額はいくらになるでしょうか。2年目の人と同じ賃金でいいのでしょうか。経営者からも先輩からも見る目が厳しくなるでしょう。しかし、本来、そうなる仕組みがおかしいのです。
賃金の上がらない日本社会です。このことは、この国の成長を鈍らせています。政治は賃上げを望んでいますが、彼らは直接に賃上げすることはできません。そのため、最低賃金を上げようとします。底を支えても、昇給の水準を維持できなければ、どんどん最低賃金近傍で働く人は増えていきます。昇給させるためには、労働組合の運動しかありません。
- 最低賃金は守られていますか。
- 月給でも最低賃金より下ではありませんか。
もうすぐ最低賃金が引き上がります
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