日常生活の多くの時間を割く職場には、いろいろな人が集まっています。
気の合う人もいるかもしれませんが、そうでない人もいます。しかし、友人の集まりではないので、嫌いな人とも付き合っていかなければなりません。場合によっては、それが原因でさまざまなトラブルに発展することがあります。そうならないためには、どのように予防したらよいでしょうか。
知るところから
まず、相手のことを知ろう、相手の話を聞いてみようと思わなければ、相手とコミュニケーションを取ることはできません。
私たちはコミュニケーションの多くを、言葉ではないもので伝え合っています。どんなに誤魔化しても、姿勢、態度、表情、声のトーンなどで気持ちは伝わってしまいますから、相手を知ろうとする姿勢を作るところからはじめてみましょう。
話を聞く
一方的に話をしてくる人と、自分の話を聞いてくれる人、どちらが好みでしょうか。
そう考えるならば、逆に考えて、まず相手の話を聞くことからはじめましょう。
話を聞くことが不得意だという場合は、相手がどんなことを伝えようとしているか、その答えを想像してみましょう。また、相手が話をしている最中に割り込まないようにしましょう。
私のことを伝える
関係性ができて、相手の話を聞くことができるようになったら、自分のことを伝える番です。
話下手の人は、要点がよく分からなかったり、話が長くなります。
最初に、まず結論を言うようにしましょう。
話のポイントを明確化します。もしも、ポイントが3つあるのであれば、「ポイントは3つあって、一つ目は…」から話を切り出してみてください。
誰もが体験したことのあるようなわかりやすい例え話も入れてみましょう。
反射される
ギブアンドテイクという言葉があります。
テイクアンドギブでないように、まず、こちらが与えなければなりません。
与えられた人はお返ししたくなるものです。与えたものは返ってきます。つまり、相手に向けた好意は、自分にとってプラスに返ってくるでしょうし、逆に、マイナスを与えると、マイナスで返ってきます。
まずやってダメなら次を考える
人間どうしですから、譲りあわなければならないときがあります。少しこじらせてしまったら、早めのうちに対処してください。
それでも、一方通行の人もいるものです。それが上司だと最悪です。
リーダー性の欠けている上司に出会ったらどうしたらいいでしょうか。
まず、その部署の中で仲間を募ることです。問題の上司のその上の上司に相談する方法もあるでしょうが、リスクが付きまといます。
個人で解決するより、集団の力で解決する方が確実で安全です。また、自らの主張の正当性を証明することになります。
労働組合は、そうした集団の一つです。
とは言っても、労働組合も人の集団である以上、気の合う人と合わない人がいることになります。労働組合の場合、一致する要求で繋がった集団ですので、何を要求し、何を実現するのか、その都度確認しながら、組合員はコミュニケーションを欠かさないように努力します。
仕事のトラブルを減らしコミュニケーションを円滑にする方法
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