死にたくなったり体調がおかしくなるという方へ

コロナ禍で仕事のこと、生活のこと、学業のことなどが大きく変わっています。有名人が亡くなったりするニュースも流れてきます。

そうしたことから、死にたくなる、体調がよくないといった相談も寄せられます。

苦しくなるのは当然のこと

死にたくなったり、人間関係を壊したくなったり、何かしようとするとすごくドキドキしたり、おなかの調子を崩したり。いろいろな変調が現れると、そうした症状そのものに苦しむと同時に、どうしてこんな自分なんだろうとさらに苦しみが募ることとなります。

しかし、考えてみてください。

コロナ禍で仕事が大きく変わったり、学業に専念できる環境ではなかったり、生活が大きく変えられたりしています。

つまり、私たちはそうしたストレスにさらされています。誰でも、大勢の前でスピーチするときなどには、緊張します。ドキドキしたり、頭が真っ白になったりします。これは、身体がストレスに対して反応し、何とかしようとがんばっている状態です。こうしたストレスは、通常一時的です。しばらくすれば、そうした症状は治まります。

しかし、いまはストレスがずっと続いています。そうなると、身体はずっと緊張状態を保っていることができずに、消耗するわけです。人によって、その限界は異なります。まだまだ大丈夫な人もいれば、そうでない人もいます。

そんな長期間のストレスにさらされ続ければ、体調がおかしくなっても不思議ではありません。当然のことです。

病院に行こう

いろいろなストレス発散方法があります。休んだり、スポーツをしたり、趣味に打ち込んだり。ですが、コロナ禍でそれができなかったり、お金のことが心配になったりします。

もしも、不眠や食欲不振といった症状が現れたり、心身の不調が出てきていたら、精神科や心療内科などの病院に行きましょう。

そうした病院は、心身の不調を和らげる薬を処方してくれます。

ですが、これだけは覚えておいてください。病院の多くは、心身の不調を正す薬は処方してくれますが、仕事や学業、生活の原因までは取り除くことができません。つまり、対処療法です。悩みをじっくり聞いてくれることはまずありません。

不調でもおかしくないと考えて

最初にも述べたとおり、コロナ禍のストレスは、だれにでも降りかかります。ただ、そのストレスにまだ耐えられる人もいれば、そうでない人もいます。

あなたは、たまたま他の人より不調が早めに出ただけです。不調であることに悩むことはありません。不調であることに悩むこと自体が病気の症状だと割り切ってください。

原因を取り除くには

仕事や学業、生活の悩みの原因を取り除くには、やはりエネルギーが必要です。病院へ行って不調を和らげてから、その次に原因に向き合いましょう。

課題の解決は、全部同時に行うのではなくて、順番に一つずつ行ってください。

その過程で、レインボーユニオンのような労働組合に出会い、加入することが選択肢の一つになるでしょう。

私たちは、あなたを一方的に救うのではなくて、いっしょに考えたり、いっしょに行動したりすることを望んでいます。いまのあなたが何かできたと自信をつければ、問題解決に大きく踏み出せるからです。

まずは、できるだけ小さな一歩を確実に実践しましょう。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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