失業してお金がなければ生活保護を考えよう
失業して就職することを何度か繰り返したのですが、蓄えがなくなってきました。お金を借りる方法はないでしょうか。

借りてはいけない

お金がなくて、収入が確実に見込めないときに、借金(ローン)は避けるべきです。

返せなくなるときが生じて、利息が膨らみ、大変なことが起きます。何のために仕事しているのかわからなくなり始めると、結局、自己破産手続きを取らなくてはいけなくなります。

そういう危険な選択肢はやめておいた方が無難です。

生活保護を利用しよう

借りると、確実に返さなくてはなりません。やたらと金利の高い貸金業者は、自己破産などで回収できなくなる人もいることを見越して、あれだけ高い金利を設定しています。つまり、そうした貸金業者に手を出そうと考えたあなたが返せなくなる可能性があるということです。

それよりは、生活保護制度の利用を考えましょう。

生活保護は、健康で文化的な最低限度の生活を維持する制度であると同時に、自立して生活できるように補助してくれる制度です。

ひとりで頑張るよりも、この制度を利用した方が楽に自立できます。

自家用車がネック

地方の場合、自家用車がネックになります。

しかし、自家用車を持っているからといって、生活保護の申請ができないわけではありません。

自家用車は、仕事へ行く選択肢を増やしてくれます。逆に、地方で自家用車がないと仕事にすら行くことができず、自立することができません。

そこで、生活保護制度を利用した失業者は、就職先を見つけたときのために、自家用車の保有が一定期間認められています。

ただし、生活保護制度で支給される金銭の中に、自家用車の維持費が入っているわけではないので、使用は控えなくてはなりません。仮に、自家用車に乗っているときに事故を起こしたりしても大変なわけです。ですから、使用は控えましょう。

でも、大切なことなのでもう一度。

自家用車を持っているからといって、生活保護の申請ができないわけではありません。

生活保護制度を利用して、一日も早く自立した生活ができるようにしましょう。

生活保護を正しく理解し、正しく利用しましょう。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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