コロナ禍で、失業、収入減となる人が増えています。そんなときに、生活保護を利用することができます。厚生労働省も、「生活保護の申請は国民の権利です。生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談ください。」と掲げています。
どこに申請すればいいですか
申請は、「福祉事務所」で受け付けています。場所がわからない人は、「福祉事務所」で検索してみてください。いまいるところの近くの役場です。
どう伝えればいいですか
福祉事務所の窓口で、「生活保護を申請したい」と告げてください。そうすると、どんなふうに生活に困っているか尋ねてきますので、それに答えてください。
何を言われても気にしない
「水際作戦」といって、生活保護を利用させない方向へ誘導されることがあります。
一番最たる者が、扶養照会です。「あなたの親族に援助してもらえないか、尋ねることになりますよ」といわれます。
また、「自動車は運転しないでください。処分してもらいます」というものもあります。
「生命保険は解約してもらいます」というものまで出てくることがあります。
これらは、ごまかしの説明が入っていますので、そういうことには耳を貸さずに、「生活保護の申請をします」と言うようにしましょう。
資料はあってもいい
いくらの現金があるか、「通帳を見せてください」と言われることがあります。資料を持って行けば、記憶に頼らなくていいわけですから、あるに越したことはありません。
ですが、全部そろうまで申請できなかったら困ります。
すぐに揃うものは持って行くに越したことはありませんが、なくても申請できないわけではありません。
申請だけはする
通帳、アパートの契約書、医療費、給料明細など、見せてほしいと言われます。調査には協力すれば、決定が早くなる可能性があります。
しかし、申請に行ったのに「時間がかかるなら、家で書いて、また来て下さい」と言われたのでは、申請が遅くなります。
その場で、申請書1枚だけは書いて提出して下さい。それ以外の書類は、後日でもかまいません。
とにかくあきらめない
あれこれ大変ですが、生活保護を利用すれば、マイナスをゼロにすることができます。とにかくあきらめないでください。
一人で申請することに自信がなかったら、レインボーユニオンが手助けすることができるかもしれません。
どうしたら生活保護を利用できますか
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