初公開となる専門部会の傍聴記録

新潟県最低賃金を決めるための最低賃金審議会は、その具体的な金額審議を行う専門部会が非公開で行われてきました。

しかし、今年度から公労使の三者が揃う会議は公開が原則となり、専門部会も公開されるようになりました。

その専門部会の第1回目は8月1日、本審に引き続き行われました。


第1回専門部会は15時30分開始。事務局から、今回は公開で傍聴者がいることがアナウンス。15時32分、部会長と部会長代理が選出。ここはいつもどおり、公益委員の一人が他の二人を推薦することを述べて、労使委員も同意するような流れ。15時35分、運営規定に関することについて確認。15時40分、資料の説明。

15時45分、労側から基本スタンスを説明。セーフティーネットの水準であること、地域間格差を縮小することを目指す。その後、使側から基本スタンスを説明。目安制度は認めつつ、目安の決め方に対して不満を持っている様子。

16時25分、個別協議開始のため非公開。

17時15分、全体会議再開。使側から地域間格差の格差とは何かの問いかけ。おそらく、格差を縮小したいというときいくらにしたいか根拠を示せと言いたいようだ。労側は連合リビングウェイジは生計費にどれだけ足りないかを見るものであって、地域間格差を図るものではないと答えていた。

17時27分、諸連絡。17時28分、終了。


第2回専門部会は8月2日。所要のため傍聴しなかったが、一緒に傍聴していた新潟日報記者によると、第3回のときとほぼ同じ流れだったとのこと。


第3回専門部会は8月4日。13時29分開始。全体協議として、定足数の確認、公開のため傍聴者2名とアナウンス。

13時30分、事務局から他局の結審状況。福島42円、愛知41円。

13時31分、二者協議開始のため非公開。今日は使側から開始。

17時46分、全体会議再開。部会長より、結論出せず。4回目を実施して、次回を最終回とすると宣言された。その後事務局連絡。

17時47分、終了。

第4回専門部会は8月7日。午後から本審を予定。

9時28分開会。事務局から定足数の確認、公開のため傍聴5名と案内。

9時29分議事を開始。

事務局から他局の状況が伝えられる。その場で労使の発言はなく、9時31分、個別協議を開始。

12時55分、全体会議再開。金額が一致しないため、公益委員見解が示される。専門部会報告の案を配布。採決は2回に分けて実施(政府への要望を別にするため)。

金額、生活保護との比較は、賛成:公益2、労3。反対:使3。

政府への要望は、賛成:全員。

13時6分、事務連絡の後、終了。

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