アイ・オー・テクノロジーズは解雇を撤回しろ!

アイ・オー・テクノロジーズ(本社:東京都豊島区)で、労働者3名が解雇された件をたたかっています。

一人は、管理監督者の兼務役員。役員として任期途中に解任し、そのまま、労働者としても解雇しました。会社は7月17日に解雇予告通知を出しましたが、現在は「雇用関係がない」と言い張っています。自ら解雇予告通知書を出しながら、雇用関係がないというのは、デタラメです。

もう二人は、フルタイム労働者とパート労働者。日にちは若干違いますが、7月から8月にかけて解雇予告通知書を出しています。

解雇手続きがメチャクチャです。

就業規則がないと言っているのですから、どの条文を使って解雇するのか説明ができません。また、雇用関係は、会社と労働者の間に存在するもので、株主は無関係です。

さらに8月14日には、持株会社の名前(Day-ONEイノベーションホールディングス)で両名に対して即日解雇を言い渡しました。この会社の代表取締役は岡本拓氏であり、アイ・オー・テクノロジーズの取締役でもあります。

このため、当事者らは合同労組を結成して8月19日、団体交渉の申し入れをしました。その後、会社側は、団体交渉と決めた日程を2度も反故にしました。

その後、解雇予告での解雇は取り消すが、9月末日で改めて解雇すると通知してきました。そして、団体交渉は9月中に受けないと回答してきました。

解雇してから団体交渉を受けるというのですから、理不尽な回答です。

その後も団体交渉の申し入れを行いますが、今度は回答そのものがありません。労働者がすでに返却した物品なのに、返していないといちゃもんをつけるわりに、団体交渉について触れません。組合員が会社に通知した上で本社に訪れた際には、会社はもぬけの殻。どうやら、会社を休みにした模様でした。

彼らは、私たちレインボーユニオンと交流があったため、レインボーユニオンの支部になりました。

団体交渉を受けないことは、不当労働行為です。言いたいことがあれば、団体交渉の席上で言えばいいだけのこと。それを逃げ回る会社は、自ら道理がないことを証明しています。

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