子ども支援ネットワーク・ライツ(新潟市)は、新型コロナウィルス感染症の影響のもとで、働き方がどうなったかについて、講演会を開きます。新型コロナ対策のため、要予約。講師は、レインボーユニオン代表・山崎武央。
講演内容
新型コロナウィルス感染症は、私たちの働き方の問題点を明確にしました。
正規労働者は雇用調整助成金のしくみを利用して、雇用が維持された一方で、パートタイマーの中には、休業手当が支払われない事態が生じました。テレワークやプラットフォーム労働の広がりは、これまでにない働き方をどう規制するか、問題を投げかけました。
学生アルバイトは、飲食や小売でエッセンシャルワーカーとして感染リスクを負いながら働いています。また、失業しても雇用保険制度で守られません。
政策的には、第4次産業革命を推進し、生産性向上を計ろうとしていますが、その際、雇用はどうなるでしょうか。
また、立場を問わず、最低賃金の引き上げは求められていますが、労働者の生計費にはまだまだ足りません。
労働組合は、この間、活動は困難に直面しました。しかし、オンラインでつながる、SNSでつながることが広がったのも事実です。
ポスト・コロナに向けて、私たちは何をどうすべきか考えます。