教員の長時間労働をなくすためには残業代を適正に支払うべき

多忙を極める教員の負担軽減になるでしょうか。

中央教育審議会が素案をまとめたのですが、まるっきりダメです。

公立学校の教員には残業代を支払わないかわりに、微々たる「教職調整額」が払われています。民間で言う固定残業代のようなものです。残業をしろとは命令しないよ、だから残業代は払わないよ、かわりに教職調整額だけはあげるよ、というでたらめもいいところの勤務管理です。

最近、教員のなり手が不足しています。ブラック職場なのですから当然です。

教員の長時間労働の是正は急務です。

高い使命があるはず、などといって、人を安くこき使ってはいけません。

これを改善するためには、簡単なことです。残業代を普通に払わせることです。

残業代を普通に払うようになると、払う側は働く人の労働時間をきちんと管理するようになります。なるべく労働時間を短縮するようにします。もちろん、労働組合はそれをてこにして人手を増やせと交渉することができます。

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