ジョブ型雇用に関するニュースです。
これまで良いことをしてこなかった日本企業がこういうことを言い出すので、きっと良くないことを考えているのだろうと想像しています。
ジョブ型雇用をどう思いますか
現在の日本の会社は、メンバーシップ型です。労働者は会社の従業員であることが第一で、業務はいろいろ変わり得るというものです。ある日、技術者が事務員になり、しばらくすると営業マンになるといったことが起きます。
ジョブ型は、まず業務ありきです。技術者で雇われたら、基本的に業務はずっと技術者で変わりません。
ジョブ型で懸念されていることは、すぐに解雇されるのではないかということです。
確かに海外ではジョブ型ですが、解雇されやすいわけではありません。
今でさえ解雇し放題
解雇は、法律上厳しく制約されていると言いふらす人は、たいがい正規労働者を対象にして、非正規労働者をけしかけます。
テレビで「首を切れない労働者なんて雇えないですよ普通」と発言した派遣会社の経営者がいました。
メンバーシップ型であろうとジョブ型であろうと、彼らは、どうしたら首を切りやすいかを考えています。
実際、解雇に対してたたかう人の何倍も、泣き寝入りしている人がいます。今でさえ解雇し放題です。
それに、解雇しにくいとみるや否や、追い出し部屋に追いやったり、子会社に出したり、業務を変えたり、遠方の支店に飛ばしたり、仕事の量を変えたり、いじめ抜くことも知っています。メンバーシップ型であっても、こういうことは起きています。
解雇規制を強めるために
この国の政府が経営者の味方である以上、何もしなければ、ジョブ型に変えるということに理由をなすりつけて解雇規制を緩めるでしょう。
私たちは、ジョブ型に変わるか、変わらないかにかかわらず、解雇規制を強めるように取り組む必要があります。
これには、いろいろな関わり方があります。
中でもオススメは、労働組合に加入することです。労働組合は会社ごとにあるだけではありません。私たちレインボーユニオンのように地域で活動する労働組合もあります。あなたのお住まいの地域にもあるでしょう。そうした労働組合にはもちろん、あなたも加入できます。泣き寝入りする人生より納得のいく道を進んでみませんか。
どうしてもあなたの力が必要です。お待ちしています。
ジョブ型だといえ簡単に解雇できないようにしよう
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