こんなご相談です。
会社の業績不振を理由に、シフトを減らされました。このままだと生活できません。
労働条件は一方的に変更できない
労働時間も労働条件の一つです。労働条件は労使が合意すれば変更できますが、一方的に変更することはできません。
労働者及び使用者は、その合意により、労働契約の内容である労働条件を変更することができる。
労働契約法8条
シフトを減らされたのは、会社に責任のあることなので、最低でも休業手当を支払ってもらう必要があります。
使用者の責に帰すべき事由による休業の場合においては、使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の百分の六十以上の手当を支払わなければならない。
労働基準法26条
シフト作成時に掛け合う
シフトを作成するに当たって、元の労働時間になるように掛け合いましょう。どうしても、シフトをカットされるのであれば、その分の休業手当の支給が必要なことを確認しましょう。
他の人も同じようにシフトをカットされているのなら、一緒に掛け合うのもいいでしょう。
日々の記録を
会社と万が一争うことになって必要なものは、証拠です。
日々の労働時間や、どういう理由で休まされたのか、休憩時間は取れたのかなど、日々の出来事を記録しておきましょう。過去分も含めてシフト表やLINEのやりとりの記録なども保管しておきましょう。
一人で我慢しない
パートやアルバイトの立場では会社側に意見しにくいでしょう。一人で我慢したり悩んだりして抱え込むのではなく、誰かに相談し、解決策を探しましょう。
労働組合や弁護士が専門家の窓口です。労働基準監督署でもいいでしょう。
労働組合は、会社になくても、地域で活動するユニオンがあります。にいがた青年ユニオンもその一つですが、パートやアルバイトでも誰でも加入できて、これまでもいろいろな労働問題を解決してきました。当然、あなたの問題も解決できるはずです。
シフトを減らされた!休業手当の支払いは?
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